■調査対象者概要
| 被験者 | 年齢 | インターネット利用歴、その他情報 |
|---|---|---|
| Mさん男性 | 35歳 | ヘビーユーザー。ネットで商品購入をよく行っている |
| Mさん男性 | 39歳 | ヘビーユーザー。 |
| Nさん男性 | 36歳 | ヘビーユーザー。自分自身でウェブを制作することもある。 |
| Mさん女性 | 31歳 | ヘビーユーザー。ネットで商品購入は問題ない。 |
| Yさん女性 | 25歳 | ヘビーユーザー。 |
■調査対象URL
お茶の通販・京都おぶぶ茶苑http://www.obubu.com/
■目的
・商品ページから購入への導線を探る・複数個買い物かごに入れるときの障壁
■調査手法
・アイトラッキングによる視点追跡・ヒアリングによる意見聴取
・ユーザー観察による問題点抽出
■調査日時
8月18日~20日■タスク内容
かぶせ煎茶と大地のお茶を購入してください。概要
・全体的に操作上の問題点はほとんどなく、タスクの「ついで買い」の達成率は100%であった。・商品を表す画像とキャッチコピーが端的に商品を伝えきれず、もったいない。
今回のキーポイント
「ユーザーは、何を求めて自社サイトに来たのかを知る」(アクセス解析からユーザーのペルソナを考える)「お茶」で検索したのなら「自分のサイトをきっと読みたいはずだ」というのは考え違い。多くのユーザーはそこまで商品や店舗のことを思っていない。
ユーザーは10秒で「そのサイトで何を次にすべきか」を決める
今回は「タスク」があるので、そのまま注文という行動に移ったが、サイトの内容を把握できない場合にはナビゲーションから別のページへ、もしくはページを離脱する可能性もある。
写真は思考を促すためのツール。そこで内容を判断し、文章で確信に変わる
ファーストビュー
全体的に奇麗なページ。ただし、検索エンジン経由でこのかぶせ煎茶のページに入ってしまった場合、「どのようなお茶のページなのか」を理解しにくい。リピータが多いウェブサイトの場合詳しい説明が省かれる傾向があるが、サイトに初めて訪れた方を考慮し、説明は省かないほうが望ましい。
本サイトの場合、トップページに「甘みとコクが濃ゆい『かぶせ煎茶』 」とあるが、ファーストビューが画像だけになってしまうため、理解がしづらくなる。(解像度:1024×768の場合)
ユーザーは写真で理解できない場合、写真に書かれているキャッチコピーをチェックし、その後サイトロゴを見る傾向が高い。画像のクオリティとキャッチコピーが非常に重要である。
ページには「ご注文はこちら」とリンクが張っており、リンク先もショッピングカートボタンが画面中央にくるように配置されているため、初心者も戸惑わずに操作が可能。
<問題点>
1)写真だけではお茶の特徴がわからない
2)文章でお茶の良さ・特徴が伝わっていない
<改善点>
1)かぶせ茶の特徴を画像の周りにキャッチコピーを配置。
2)文章を全体的に短く、端的に書く。
ついで買い
<問題点&改善点>
1)一つの商品を買い物かごに入れた後に「買い物を続ける」ボタンの意味が「1)元の商品に戻る」のか「2)購入ステップに進む」のか わかりづらい。できれば「元の商品に戻り買い物を続ける」とラベルを変える。2)「買い物を続ける」をクリックし、元のページに戻ってから、次のアクションの起こし方で惑う。主に上部のナビゲーションにいくか、左のナビゲーションに移る。
左のナビゲーションに視線が行った場合には商品をカテゴリで認識できる。
上のグローバルナビゲーションに目線が行った場合には、ナビゲーションの文字が薄く、ティッカーのように表示されているために、クリックできると思わないことがある。よりついで買いを促すために、上部のナビゲーションがもう少しボタン形状になっているとよい。
3)1名、元の商品に戻った後にページをスクロールさせ、ページ下の「おすすめ関連商品」から購入しようとしたが実際この部分は「かぶせ煎茶」と同時に購入するときに利用するものであり、個数を選んでも特に意味がない。ユーザーを惑わすナビゲーションになってしまうため、ここで個数を選べないようにするか、ショッピングカートボタンの近くにお薦め商品を配置する。
買い物かご周り
1)上記でも触れたが、「買い物を続ける」ボタンがナビゲーションとして惑わせやすい。2)買い物ナビゲーションがあるが、矢印の形状になっていないため、その意味が理解されにくい。
3)買い物かご部分に5000円以上で送料半額とあるが、買い物かごページでの送料が下のほうにあるために戸惑うことがある。
京都おぶぶ茶苑さん見エール体験談はこちらから


